葬儀の流れ 火葬
火葬場
東京都の特有の事情として、都内には公営の火葬場が少なく民営が多いということがあげられます。
公営の場合は、火葬料金が一定ですが、民営の場合には炉前のスペースによって火葬料金が異なります(火葬の仕方に変化があるわけではありません)。
火葬料金には消費税はかかりませんが、控室の利用料金などには課税されます。火葬に先立ち火葬許可証の提出が求められますので忘れないようにしましょう。
お別れ
火葬に先立ち、炉前で簡単にお別れの儀礼を行うことがあります。
火葬
東京の場合、火葬時間は約1時間程度です、火葬炉の違いによる1時間半、2時間ということもあります。地方によっては待機時間に飲食するケースもありますが、待機時間が40分程度と短い場合には茶菓子程度が多いようです。
拾骨(しゅうこつ
「骨上げ」「収骨」とよばれることもあります。一般的な習俗としては遺骨を二人が組みになって下半身から順に上に向かって拾い、骨壷に収めます。
この作業を「箸渡し」といいます。関西などでは喉仏(実際にはこれは火葬の際に溶けるため第二頸骨の部分、「白骨」という)や歯骨など一部分だけを拾って収めまが、東京では全骨を拾骨します。
そのため関西などに比べると骨壷が大きなものになります。分骨を希望する場合には、火葬に先立ち数を申し出ておき、小さな分骨用の骨壷を用意しておくことが必要です。