葬儀の費用 飲食、接待費
グラフで見る、飲食・接待費用について
○どこに依頼するか?
○自宅の葬儀も高め
○予算をどう見積もるか
どこに依頼するか
飲食・接待を葬祭業者にあわせて依頼する人が多くなりました。
葬祭業者に依頼した人の平均が34万円、葬祭業者とは別にした人の平均が48万円、葬祭業者に依頼した人の方が安いという結果です。
葬祭業者に依頼した人の4割が20万円未満に収まり、40万円未満までを加えると7割を占めています。
しかし、弔問者の数にもよりますし、葬祭業者を通さない形での出費もあるなど、一概にどちらともいえません。
自宅の葬儀も高め
飲食・接待費は他の経費と同様、寺の斎場や、民間の斎場の場合が高く、教会が最も安くなっています。葬儀における飲食についての考え方が宗教、宗派によって異なるためでしょう。
自宅での葬儀は、他の費用が比較的少ないなかで飲食・接待費においては、寺や民間の斎場に次いで多くなっています。
これは長時間にわたる弔い、地域の人への接待、手伝いの人への振る舞いなど、自宅での葬儀の特徴とも言えるでしょう。
では、予算をどう見積もるか
では、飲食・接待費のどのように見積もればよいのでしょうか。
飲食・接待費は、単価に人数をかけた額で算出するようです。
そのため人数が多いほど費用は高くなります。そこで企業調査の結果からその単価をみますと、最高クラスは1人あたり平均8千2百円、最低クラスが2千6百円、最多クラスが4千7百円となっています。
特に最多クラスでは、業者によって2千円から6千円以上と回答が広く分散しています。多いのは3千円と5千円です。