挨拶文例 告別式 喪主の挨拶 母の葬儀
母の葬儀に於いて 喪主(子供)の挨拶(1)
この場をお借りいたしましてご会葬いただきました皆様に一言お礼のごあいさつを申しあげます。
本日、何かとお忙しいところ、母の告別式にご会葬くださいましてありがとうございました。
母は、持病の肝臓病が悪化し昨年の秋、○○総合病院に入院。以来家に帰りたいと言い続けたまま、ついに果たせず、蝉しぐれに送られるように八月十日四時三十分、静かに息を引き取りました。七六歳の生涯でした。
ここに改めて皆様からの生前のいただきましたご厚情、入院中のお見舞いに対して、お礼を申し上げます。
これからも変わらぬお付き合いとご指導をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
温かいお見送り誠にありがとうございました。
母の葬儀に於いて 喪主(子供)の挨拶(2)
本日は、あいにくの天気の中、ご参列いただき誠にありがとうございます。母も深く感謝していることと存じます。
母は二か月前、風邪をこじらせたのが原因で肺炎を併発し、○○病院に入院いたしました。
その後、食事もすすまなくなり病院の先生方の懸命の治療にも空しく四月十三日午後〇時十五分、八十五歳の生涯にピリオドをうちました。
天寿を全うしたと申すべきかもしれません。
思えば母には苦労ばかりかけ、あと三年でも五年でも長く生きてもらって親孝行がしたかったと悔いが残ります。
これからは母の教えをしっかり守っていくのが親孝行だと思っております。
皆様、今後変わらぬご厚誼をいただけますよう、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。
母の葬儀に於いて 喪主(長女)の挨拶(神式)
本日は、お忙しい中、母○○○○の葬場祭にご臨席くださいましてありがとうございました。
私は長女の○○でございます。
母は民生委員や婦人会の役員をつとめるなど、すこぶる元気でした。ほとんど家にもいないような活動的な母でしたが、去年の十一月初めに、急に体調を崩し入院。
それ以来、家族力を合わせ看病してまいりました。しかし治療の甲斐もなく五月十八日の朝、入院先の○○病院で息を引き取りました。八十四歳の生涯でした。
今は、先祖の御霊とともに私たち家族を優しく見守ってくれていると思います。
今日は、皆様にお見送りいただきまして母も喜んでいることでございましょう。
生前のご厚誼に対しまして、母にかわり心から申し上げます。ありがとうございました。