挨拶文例 告別式 喪主の挨拶 父の葬儀
父の葬儀に於いて 喪主(子供)の挨拶(1)
本日は、お寒い中、父の葬儀にご参列いただきまして誠にありがとうございました。
父は人一倍健康には自信を持っておりましたが、去年十一月十日、急に倒れて市民病院に入院いたしました。
意識はしっかりとしておりましたが、左半身が不自由で、その上言語障害の後遺症が残りさぞ辛かったと思います。
家族交代で看病してまいりましたが、遂に病には勝てず、一月二十一日午前七時十五分、市民病院におきまして享年八十七歳の生涯を閉じました。
父の生前中は皆様方に大変お世話になり感謝いたしております。
本日は温かくお見送りくださいまして父も喜んでる事でございましょう。
この場をおかりいたしまして、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。
父の葬儀に於いて 喪主(子供)の挨拶(2)
皆様、本日は雨の中を父○○の葬儀ならびに告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございます。
遺族を代表いたしまして、お礼を申し上げます。
思えば父が病気で入院いたしましたのは、ちょうど一年前の梅雨時で、やはり今日のような雨の日でございました。
入院以来いつも口癖のように家に帰りたい、家に帰りたいと申しておりました。
それだけに私共も何とかもう一度元気になってもらいたいと思い、看病を続けてまいりました。
しかし、高齢ゆえそれも叶わず六月二十九日早朝、眠るように八十二歳の生涯を閉じました。
本日、こうして多くの方々にお見送りいただき父もさぞかし喜んでいることと存じます。
ここに改めて皆様からいただきましたご厚情に厚くお礼を申し上げます。
今後共、亡き父同様のお付き合いとご指導の程、宜しくお願い申しあげます。
皆様、誠にありがとうございました。
父の葬儀に於いて 喪主(子供)の挨拶(3)
皆様、本日は公私何かとお忙しいところ、ご会葬くださいましてありがとうございました。
父は創業者として八十五歳の天寿を全うし、幸せな人生を閉じました。
思えば父は○○県の○○村からの青雲の志しを抱き十五歳の時、○○市に出てまいりました。
しかし、二十代半ばの時、大病を患いそれが原因で身体に後遺症が残り大きなハンディを背負うことになりました。
それでも不屈の精神でよくここまで頑張ってまいりました。
その間には病気、敗戦、倒産という言葉では尽くせない辛酸を味わいました。しかし、今日がありますのも父の努力と皆様のご協力の賜と心から感謝いたしております。
父は自分が苦労しただけに、社会福祉に殊の他気を配りいろいろと協力してまいりました。父の訓えである「堅実と誠実」をモットーに頑張っております。
皆様、今後共変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。
今日は本当にありがとうございました。