法事での挨拶
父親の四十九日忌での息子の挨拶
本日は大変お忙しい中、父○○の四十九日法事(法要)にお越しいただき誠にありがとうございます。
葬儀の際には、ひとかたならぬお世話を賜り親族一同改めて、お礼申し上げます。
本日、つつがなく納骨を済ませることができましたのも、ご列席の皆さま方のお力添えの賜と深く感謝いたしております。
いるのが当たり前と思っていた父がこの世を去り、一カ月半が過ぎたわけですが、今更ながら、その存在の大きさを実感しているところです。
何かにつけ、父の好んた食べ物や口ぐせなどを思い出す毎日で、気持の整理がつくには、もう少し時間がかかりそうです。
いずれにしても、遺された者達が力を合わせ、お互いに助け合う事が亡き父への何よりの供養と考えます。
どうぞ皆様、今後共お力添えの程、何卒よろしくお願い申し上げます。
本日は、わざわざお越しいただきましたのに、たいしたおもてなしもできませんが、お時間の許す限りごゆっくりとお過ごしください。
妻の一周忌での夫の挨拶
本日は、妻○○の一周忌に際し、大変お忙しい中をご列席いただき本当にありがとうございます。
妻が亡くなり一年が過ぎたわけですが、家庭の中で妻の役割が、いかに大きなものであったかを思い知らされた一年でもありました。
縦の物を横にもしない世話のかかる夫に本当によく尽くしてくれたものと、遅ればせながら感謝の気持ちでいっぱいです。
今までなにもしなかった子供達も、私を含めて当番制で家事を分担しており、一年たってそれもやっと慣れてきました。
かけがえの無い存在を失った空洞は、一年経った今も家族それぞれの胸に消えることはありませんが、みんなが明るく元気に毎日を過ごしている姿を見せる事が、亡き妻の一番喜ぶことと信じて、がんばろうと思います。
いずれにしても、遺された者達が力を合わせ、お互いに助け合う事が亡き父への何よりの供養と考えます。
今後共ご指導の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
何もございませんが、どうぞごゆっくりとお過ごしいただければ幸いです。
夫の四十九日忌での妻の挨拶
本日はご多忙中にもかかわらず、夫○○の四十九日法事(法要)にご臨席を賜り厚くお礼申しあげます。
妻また葬儀の節には、ひとかたならぬお世話をいただくと共に温かい励ましや、お力添えを賜りました事を改めてお礼申し上げます。
正直申しまして、まだまだ気持ちの整理がつかず、事ある毎に故人を思い出してしまう毎日です。
でも寂しい思いをしているのは私だけではない、何かにつけて明るく励ましてくれる子供達も同じように寂しいに違いない、私も頑張らなくては、と思い始めた今日この頃です。
納骨(埋葬)も無事済ますことができ、夫も安心して私たちを見守ってくれていると思います。
どうか皆様、これからもご指導をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
たいしたおもてなしもできませんが、お時間の許す限り、ごゆっくりとお過ごしくださいませ。