安心価格のいい葬儀

安心価格のいい葬儀 葬儀の初めから終わりまでご紹介します

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忌中の過ごし方

  なぜ七日ごとに法要があるのですか?

初七日から四十九日までのあいだ、二七日(ふたなのか)、三七(みなのか)、四七日(よなのか)というように七日ごとに故人を供養します。

これは死者が冥土にいくと、七日ごとに閻魔大王を筆頭にした十王によって審判が行われるという考えからきています。

この審判の日に遺族が供養することによって、その善行が故人にも及びます。

ですから故人の魂が、少しでも早く極楽に行けるようにという願いを込めて七日ごとに法要をおこなうのです。

  四十九日は死亡した日から数えるのですか?

一般に死亡したその日を含め、七日目、十四日目、というふうに数えていきますから、四十九日も死亡した日を一日目とした四十九日目です。

しかし関西では死亡した前日から数える場合もあるようですから注意してください。

  お寺さんへのお布施は、七日ごとにした方がいいのですか?

初七日から四十九日までのお布施を、葬儀のお礼と一緒にさしあげてもいいのですが、できるだけ来ていただく七日ごとにするのがいいでしょう。

四十九日(七七日なななのか)の法要は、大切なものですから六七日(むなのか)のお参りよりも金額が上がります。

あくまでも一つの例ですが、初七日から六七日の法要には、1万~3万円、四九日(七七日)には3万~5万円というのが妥当のようです。

  喪の期間はどれくらいが目安ですか?

現在会社や学校を休む忌の日数は、官公庁服務規程による忌引き期間が目安になります。血縁の続柄によって期間が決められています。

続 柄 期 間
配偶者 10日間
血族 父母 7日間
子供 5日間
祖父母 3日間
きょうだい 3日間
1日間
おじ・おば 1日間
親族 配合者父母 3日間
配偶者の祖父母 1日間
配偶者の兄弟 1日間

喪家の生活は、四十九日の忌明けがすめば、普通の生活に戻ります。一般に肉親の場合、服務期間は一年と考えられていますが、あくまで各家、各自の故人を思う気持ちに従えばいいことです。

  喪中での年賀状、贈り物お祝いごとなどはどうすればいいのですか?

肉親が亡くなった年明けの年賀状は、喪中のため欠礼する旨を手紙で知らせます。

お中元、お歳暮などは厳密に考える必要はありません。

四十九日の忌明けを目安にすればいいでしょう。また、結婚式などのお祝いごとには、百ヶ日は遠慮するのが普通とされていますが、これも各自の事情によることです。

  四十九日までのおつとめはどのようにするのですか?

お仏壇の前に机を置いて白布をかけ、白木の位牌を安置します。

お仏壇には白か銀の打敷をかけます。お供え物を特別にする必要はありませんが、お花は樒か白の花にしましょう。

上段に遺骨中段に遺影、下段にロウソクや樒、香炉を置いた中陰壇をお仏壇の左か右に置きます。

前卓は三具足にします。四十九日までは、昼夜通して灯明をともすといわれますが、安全のことを考えるとそうもいきませんから、お参りの時にともせばいいでしょう。(宗派によっておまつりの仕方は異なります。)

 

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