禅宗・臨済宗・曹洞宗の年中行事
禅宗・臨済宗・曹洞宗
[年中行事]

[1月1日~3日]

修正会
 新年を言祝ぎ、檀家・信徒の幸せを祈る法会です。仏教系各派に共通してみられるものですが、曹洞宗の場合には得に「大般若経(理趣分)」が読誦されます。

[1月17日]

百丈忌
 百丈は大雄山(今の中国の江西省)にあって禅風を広めました。百丈は唐代の六祖恵能の法系にあたる禅の高僧です。百丈の著作「百丈古清規」は禅林の規則を示したもので中国の禅宗史上大きな功績を残しました。

[9月29日]

両祖忌
 「両祖」とは道元禅師と、その発展の礎を築いた瑩山禅師の二人を指します。道元禅師は建長5(1253)年8月28日。瑩山禅師ふぁ正中2(1325)年8月15日に亡くなりました。太陽暦では9月29日になることからこの日二人を偲んで法要を営みます。

[10月5日]

達磨忌
 インドから中国に渡り、禅宗の礎を築いた達磨大師の命日です。達磨大師は香至国(今のインド南部)の第3王子でしたが、釈尊から数えて27代目の般若多羅尊者の弟子となり、後に中国の広東に渡り禅宗を広めました。