日蓮宗の年中行事
日 蓮 宗
年中行事

[2月16日] 
宗祖降誕会
 日蓮の生誕を祝して営まれる法会です。但し、日蓮聖人遺文には自らの生まれた日ついて記したものは無く、釈尊の遺命を奉じて聖人が世に出現したという見方からこの日になりました。

[4月28日]
立教開宗会
 日蓮聖人が「南無妙法蓮華経」の御題目こそこの末法の人々を救うものであるとの立教開宗の宣言した日を記念して営まれる法会です。

[5月12日] 伊豆法難会
 日蓮聖人が伊豆の伊東に流罪とされた日を記念して営む報恩慶讃の報会です。
4大法難会の一つです。流罪は2年間にも及び、この間、著作活動や流罪地の人々の教化につとめました。

[8月27日]
松葉谷法難会
 伊豆法難の前年、「立正安国論」を上呈して1ケ月後、日蓮聖人が起居する鎌倉松葉谷の草庵が念仏者に夜襲され、焼き打ちに遭いました。

「9月12日] 
龍口法難会
片瀬龍口で斬首されかけた日を記念して営まれる法会です。この文永8(1271)年頃は弾圧が弟子・檀家に及ぶ等最も厳しい時期でした。

「10月10日」
佐渡法難会
 龍口の後、日蓮聖人は佐渡に流罪となりました。龍口と合わせて法会を行う場合もあります。日蓮はこの頃「開目妙」「観心本尊妙」を著すことで、その体系化を進めました。

[10月13日] 
宗祖報恩会式
 日蓮聖人が入滅した忌日に営む法会。「報恩講」御影供」とも称します。逮夜にあたる12日から13日にかけて講会を開きます。

[11月11日]
小松原法難会
 伊豆法難の後、故郷に帰った日蓮聖人は小松原にさしかかった時、弟子数名が殉教しました。